この記事では「矯正歯科」を紹介します。

当医院では、矯正専門の歯科医師がおります。大人から子供の、すべての歯並びやかみ合わせなどの悩みにお答えし、一人一人に合わせた治療を提供します!

矯正歯科治療とは

矯正歯科治療とは、悪い歯ならびや噛み合わせを、きちんと噛み合うようにして、きれいな歯ならびにする歯科治療です。

歯やアゴの骨に力をかけてゆっくりと動かして、歯ならびと噛み合わせを治していきます。矯正治療によって歯ならびがよくなると食べ物がよくかめるようになったり、歯みがきしやすくなるのでむし歯や歯周病になりにくくなります。

さらに、口元の見た目を回復したり発音しやすくなるなどの改善が得られ、健康面に役立ちます。

矯正歯科治療はいつはじめたらよいの?

学校の健康診断で不正咬合を指摘された時、自分で鏡を見ておかしいなと気づいた時。矯正治療に年齢制限はありません。

歯並びや、かみ合わせに疑問を持ったとき、その時が矯正歯科に行く、一番良い時なのです。ただし、矯正治療を始める時期や期間は、歯ならびの状態により人それぞれ異なります。治療は長期間に渡りますので皆さまのご協力が必要になります。

特に、お子さまの場合はご家族のご理解、ご協力が欠かせません。

矯正歯科治療は「早期治療」と「本格治療」に分けられます。早期治療とは、乳歯の時期(乳歯列期)や乳歯と永久歯が混じり合う時期(混合歯列期)に、あごの成長を見ながら咬み合わせやあごの成長のコントロールなどを行うことができます。

永久歯が生えそろい(永久歯列期)、あごの骨の成長がある程度予測できるようになったら、マルチブラケット(各歯にブラケットをくっつけ、ワイヤーでつないで歯並びをなおす)という矯正装置を使った本格治療です。

1、乳歯列期からはじめる治療

舌を突き出す癖や指しゃぶりがやめられないなど、将来的にかみ合わせに悪い影響が出そうな癖がある場合に、それらを改善するアドバイスを受けます。症状によってはこの時期に治療を開始しなければならないものもあります。

2、混合歯列期からはじめる治療

矯正歯科治療は成長・発育期に行うのがよいとされています。この年代は、将来の歯並びがある程度予測でき、患者さんである子ども自身に治療に対する自覚が生まれてくるため、治療をはじめる方が多い時期です。

3、成人してからはじめる治療

この時期以降は、成長・発育は終了しています。親知らずが生えてきたり、虫歯や歯周病で歯を失っていると、治療の制約があったり、補綴物やインプラントを併用した治療を計画する場合があります。中・高年の方々も治療が可能となってきました。一度矯正相談を受けて、お考えになることをお勧めいたします。

歯磨きはどうするの?

矯正装置がついていると、今までの歯ブラシの仕方では汚れがなかなかとれません。 歯ブラシの仕方につきましては、装置を装着した時にご指導します。矯正装置に使いやすい特殊な歯ブラシを使っていただく場合もあります。

また、なかなか歯磨きが上手にできない場合には、治療日に担当医や衛生士さんと歯磨きの練習を行うこともあります。

矯正治療中、スポーツや音楽は可能?

基本的には大丈夫です。世界中で活躍しているスポーツ選手や歌手のなかぬも矯正治療をしている方がいます。

もしラグビーなどの激しいスポーツをされる方は、マウスガードがありますのでご相談ください。特殊な楽器の場合にはご相談ください。

外科的矯正治療ってなに?

外科的矯正治療とは矯正歯科治療だけではなくあごの骨の手術を併用して、かみ合わせを改善する治療のことです。

歯ならびだけではなく、上下のあごの骨の位置がずれていたり、大きさやバランスが悪く、矯正治療単独では改善が困難な場合に行います。

「顎変形症(がくへんけいしょう)」と診断された方が治療対象となります。

顎変形症には、下顎前突症(下あごが前に出ている)、下顎後退症(下あごが小さい)、開咬症(上下の歯がかんでいない)、顔面非対称症(あごが横にずれている)などがあります。

虫歯があったら、矯正治療できないの?

基本的には、矯正治療前に虫歯の治療をしていただくことになります。小さな虫歯であれば、矯正装置をつけながらでも治療が可能です。

矯正の診断結果によっては、歯を抜く場合もありますし虫歯の治療法も若干変わってくることがあります。そのため、矯正治療をお考えで現在、お痛みのある歯がなければ先に矯正の相談を受けることをお勧めいたします。

また、現在歯にかぶせてある冠や詰め物は、現在の歯並びに合わせて作られていますので、矯正治療の途中あるいは終了後に作り直さなくてはいけないこともありますので、まずはご相談下さい。

歯科矯正用アンカースクリューについて

歯科矯正用アンカースクリューとは、チタン製の小さな(直径約1.4mm,長さ約6mm)医療用ねじのことです。

これを引っ張る土台(固定源)にして、歯を効率的に動かしていきます。この方法は、矯正治療の期間の短縮化や、歯の動かし方の可能性を広げる有効な方法として登場した新しい治療法です。

目立たない装置はあるの?

患者さんのご希望を伺った上でその患者さんの治療に最も適した効果的な装置を提案いたします。見えにくい装置といっても、患者さんによって意識の差があり、患者さんが満足されない場合もあります。

近年では、取り外し可能で透明な装置もありますが、治療に限界があることもあります。

リスクや副作用について

矯正歯科治療には、リスクや副作用があります。また、治療には限界があります。治療をはじめるにあたり、矯正治療のメリットとともにリスクや副作用について正しくご理解いただく必要があります。

①少しずつ顎や歯を動かすために、治療期間は長期間要します。また、歯の動きには個人差があり、治療期間が想定より長くかかることがあります。

②基本的に保険が適用されず、自費(患者さんの全額負担)となります。

③装置を装着するため痛みや圧迫感があり、ストレスとなる場合があります。

④歯並びを整え、咬み合わせを改善するためやむを得ず、健康な歯を抜くことがあります。

⑤成長期のお子さんの治療では、顎が予想外に成長した場合など、治療方針が変更になる可能性があります。

⑥矯正歯科治療により歯根が短くなったり、歯肉が下がる可能性があります。

⑦保定装置(動的治療終了後、歯並びを安定させる装置)を使用しないと後戻りすることがあります。

⑧矯正歯科治療には限界があります。

医療費控除について

医療を受けた場合、確定申告の際に医療費控除の手続きをすれば税金が一部戻ってくることがあります。

詳細は、管轄の税務署にお尋ねください。医療機関で発行された領収書は必ず保存しておいてください。

矯正歯科医の選び方について

日本国内において矯正治療で日本矯正歯科学会から認定を受けている歯医者さんを選ぶことをおすすめします。

認定を受けるためには歯科医師免許はもちろん、大学病院などで5年以上の矯正についての専門的な研修をみっちり行い厳しい試験に合格する必要があります。

認定医の資格保有の歯医者さんは日本にいる歯科医師約10万人の3%である3000人ほどしかいないので、矯正のスペシャリストと言えます。

参考:日本矯正歯科学会 認定医・専門医名簿一覧 | 日本矯正歯科学会

まとめ

人それぞれ様々な矯正治療の方法がございます。

自由診療のため高額な治療になりますが、理解していただけるまで細かく丁寧に、専門の歯科医師がしっかりと患者様にあったプランをご説明いたします。